こんにちは、よしたまです。
北陸の冬は本当に寒いです・・・!
でも、その寒さを忘れさせてくれるほど、美味しい海の幸や食材が満載で、体も心も温まる絶品グルメが沢山あることでも有名。
この季節には、元気が出るようなイベントが開催されます。
それが「日本海高岡なべ祭り」です。
カニ汁、もつ鍋など・・・!ラインナップに富んだ、グルメイベントなのです!
今年(2024年)は第38回目を迎え、1月13日・14日の2日間にわたって行われました。
私たち家族は、その2日目に参加しましたよ。
ふらっと会場を散歩しながら、美味しいなべに舌つづみ!
早速、その様子をレポートしたいと思います。
日本海高岡なべ祭りとは?
日本海高岡なべまつりは、富山県高岡市で開催される冬のイベントです。
地元の新鮮な魚介類と野菜を使った様々な鍋料理を楽しむことができます。
2024年は1月13日と14日の2日間、高岡駅周辺及び中心商店街で開催され、18種類の鍋が提供されていましたよ。
震災義援金の募金や炊き出し鍋の提供など、能登半島の被災地支援の取り組みも行われていました。
会場では関連イベントも開催され、地域全体で賑わっていました。
日本海高岡なべ祭りの歴史
日本海高岡なべ祭りは、昭和62年(1987年)から始まった冬の富山を代表するイベントです。
このお祭りは、日本海の新鮮な魚介類をはじめとする様々な食材などを、地元のアルミ・銅製のジャンボ鍋で豪快に煮込むことで知られています!
富山市内から車で1時間ほどで到着する、富山県第2の都市「高岡市」は、銅器をはじめとする鋳物の一大産地として400年以上もの歴史がある町。
引用:https://www.info-toyama.com/stories/takaokaworkation#section-814
小学校によくある二宮金次郎像や寺院の梵鐘など、全国にある銅器の9割以上が高岡で作られているそう!
毎年多くの人々が訪れ、地元の食文化を楽しんでいます。
なべ祭りで使われるジャンボ鍋の大きさとは?
日本海高岡なべ祭りで使用されるジャンボ鍋は、直径2メートル以上のアルミ・銅製で、新鮮な魚介類や、様々な食材と野菜を豪快に煮込むためのものです。
かなりの量を一度に調理できるとのこと。
業務用の炊き出しみたいです。
ブースの裏で、複数人のスタッフさんが力を合わせ、巨大お鍋を力強く混ぜ混ぜしている姿が印象的でした!
一体何人分作れるんだろう・・・!
会場はここにありました
・毎年1月の中旬頃、富山県高岡市のJR高岡駅周辺で開催。
・リーズナブルなワンコイン価格で、冬の美味しい絶品なべを堪能できます。
今年の | 開催日2024年1月13日(土)・14日(日) |
開催時間 | 10:30~15:00 |
主催 | 日本海高岡なべ祭り実行委員会 |
料金 | 入場料なし なべごとに1杯500円、カニ汁・カキなべは600円 |
支払い方法 | 現金または一部ブースでPayPay |
アクセス | 電車:あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩 車:能越自動車道高岡ICから車で15分 その他:万葉線パーク アンド ライド、無料シャトルバス ※公共交通機関の利用をおすすめします |
駐車場 | 高岡駅周辺、中心商店街 |
公式サイト | https://www.takaoka-st.jp/event/nabematsuri/ |
会場周辺の施設や有名な場所
高岡を代表するような、商業施設や観光名所などの近くで、なべ祭りのイベントも催されました。
- クルン高岡:
なべ祭りでは飛越能観光物産(高山市・飛騨市・小矢部市)が開催。
・高岡駅に隣接する商業施設を有する複合ビル。
・1階は路面電車万葉線の発着場であり、2階・地下街では食事、カフェ、サロン、お土産、ショッピングが楽しめます。
・利用者にとって便利な施設として、若者からシニア層まで幅広く利用されています。 - ウイング・ウイング高岡:
なべ祭りイベントの一部が前広場で開催。
・公益施設と民間施設が入居する複合施設。
・ビルは公益施設棟と民間施設棟から構成されており、高岡市立中央図書館や富山県立志貴野高等学校、ホテルやオフィス、飲食店などが入居。
・前広場には有名スポット、ドラえもんの散歩道があります。 - 御旅屋(おたや)セリオ:
なべ祭りでは、いちごの試食などが開催。
・婦人服、宝飾、雑貨、子育て支援センター、カルチャースクールなどが入居している施設。
・地元の銘菓店や持ち帰り寿司・惣菜のお店もあります。 - レーベン高岡:
なべ祭りイベントの一部が前広場で開催。 - ZIBA(高岡地域地場産業センター):
なべ祭りでは、伝統工芸のワークショップが開催。
・高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、越中和紙などの伝統工芸品をはじめとする、地域の特産品を広く県内外に紹介しています。
※御旅屋セリオ2F内にあり。 - 高岡大仏:
なべ祭り関連イベント(デジタルスタンプラリー)が近くで開催。
・高岡銅器の職人技術の結晶であり、高岡市の象徴的な観光地。
・奈良大仏、鎌倉大仏に並ぶ日本三大仏を称することもあり。
高岡は「鋳物(いもの)」で有名です!
地元企業「能作(のうさく)」が生み出す工芸品は、洗練されたものばかり。美しい!
高級感のある、一生モノのぐい呑み
デザインに凝った、箸置き
なべ祭りの会場をふらっと散歩(1月14日の様子をレポート)
当日の様子をレポート。
お昼時の12時半ごろ。
JR高岡駅の瑞龍寺口(南口)から、エスカレーターで登っていき、ペデストリアンデッキに向かって歩いていくと、辺り一面からいい匂いがしました。
鍋への期待値が一気に高まります。
と同時に、来場のお客さんの多さに圧倒されました・・・!
みんな食べに来てる!
天気いいし、そりや食べにいこうかってなるよな。
いい匂いだぁ~!早く食べたいよ~!
お腹すいたな・・・!(お腹グーッ)
クルン高岡ペデストリアンデッキ
改札口ゾーンを過ぎ、歩いていくと、すごい賑わっていました!
今の、販売状況も合わせてチェック。
とりあえず、大丈夫そうかな?と判断した私たち。
高岡ごっつおなべのラインナップ
- かぶす汁
- 海鮮イタリアン・トマト
- ジビエ鍋
- ひんのべ汁
食欲をそそる、ラインナップが揃っていました。
色んな種類があっていいですね。
ウイングウイング高岡前
さすが、お昼時。
こちらもまた、人が多すぎて、我が家は中に入る勇気がありませんでした(笑)
ご当地自慢”なべ”のラインナップ
イベリコ豚コラーゲン鍋- 牛すじスープ
- 黒毛和牛カレースープ鍋
- トムヤムクン
後で、黒毛和牛カレースープ鍋を食べたい!
うん。分かった!
いい匂いがするけど、ぐっと堪えて先へ進みます。
セリオ前
なべ祭りのメイン級とも言える、お店が揃っていましたよ。
こちらでも、やはり・・・。めちゃめちゃ人が並んでいました。
人混みが苦手な私たちは、後で食べようか・・・となりました(笑)
ご当地自慢鍋のラインナップ
- カニ汁
- さつま汁
- 立山ポークもつ鍋
- 豚と根菜の酒粕汁
立山ポークもつ鍋が気になる!
あーちゃんと一緒に食べていい?ママ?
私ももつ食べられるかなぁ?
食べたければ、食べなさい。
レーベン高岡
今回は、こちらのブースは覗きませんでした。
芋煮が販売されていたそうですよ。
販売料理
- 山形名物 芋煮
お鍋の他、郷土料理も出ているのね。
@パーク前
家族連れで、賑わっていたように思います。
小さな子供から大人まで食べられる、海鮮シチューがあるからなのか?
安心して食べられる定番の味だからこそ、人気なのでしょう。
なべのラインナップ
- 海鮮シチュー
- カキ鍋
- せんべい汁
- ビーフンタン
- 里芋汁
- (その他)焼きいも
バラエティ豊かなラインナップです!
実際に食べたなべ
お腹がMAXに空き、海鮮シチュー鍋を食べることに決定!!
お腹すいたー!早く食べたいよーー!!
もう少し、我慢してね。もうすぐ食べられるから!
じゃあ、みんな並んで!
名物の「海鮮シチュー」
なべ祭りで有名な海鮮シチューのブースに入ります。
5分ほど並び、3人分をオーダー。
持ち運び用のトレーも貸してくれました。
アツアツで、フーフーしながらゆっくり食べました。
(受け取った直後のシチューは、お子さんには少し熱いかもしれません)
座席スペースが混みあっていた為、立ち食いスタイルでいただきました。
海鮮シチューは、ほっこりすような優しい味。
スープの中に、海老やホタテ、ごろっとしたジャガイモや、甘いコーンが入っていましたよ。
すごくお腹が空いていたので、私たちは勢いで、完食してしまいました(笑)
「あぁ、美味しかったぁ~~!!ごちそうさまでした!!」
御旅屋(おたや)セリオでちょっと一休み。
海鮮シチューを食べ終わり、なべの販売状況を見ると、、
売り切れのなべが続出していました。
さっき、目星をつけていた、なべは食べられない。
残念・・・!
マジかぁーーー。来年までお預けかぁ。
ガーン。まだ食べたかったよ・・・!
まぁまぁ、ちょっと、休むか!
気持ちを切り替え、人混みが苦手な私たちは、ちょっと休憩も兼ねて、@パークお隣の御旅屋セリオの中に入りました。
8Fの展望台にて
御旅屋セリオの8階には、素晴らしい景色を楽しめる展望台があります。
この展望台からは、高岡市の壮大な景観を一望することができ、その美しさが際立っています。
特に冬季には、雪に覆われた立山連峰が壮大なパノラマとして広がり、その美しさには本当に驚かされます。
さらに、ここはまだあまり知られていない穴場スポットで、人出も少ないため、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
そこそこ寒いけどね。
でも景色がきれいで、気分転換になるね。
神社にお参りして、雪だるまを作る。
展望台の敷地内には、末廣稲荷神社(すえひろいなりじんじゃ)さんもあり、お参りしてきました。
その後、展望台の芝生に積もった雪で、パパが雪を転がし始めたり、パパと娘が控えめな雪合戦をし始めていました。
何やってんの!君たちは!
ちょっとした冬の思い出になったかな?(笑)
本気出して、転がしたんだ。
私もパパと一緒に、ちょっと遊んだよ。
展望台で一休みした後は、高岡駅に戻る途中で見つけた屋台に立ち寄り、「ふりふりポテト」や「たこ焼き」を購入。
なべ同様、美味しくいただきました。
お祭りと言えば、屋台グルメも合わせて食べたくなるものですね。
娘は「チョコバナナ」も味わい、やったーと喜んでいました!
お腹がふくれたところで、ふらっと散歩は終了。
なべ祭りの終了とともに。
なべ祭りに持ってくべきもの!
今回なべ祭りに参加して、「コレ持っていくと良いかな?」と思ったものをピックアップしてみました。
- ホッカイロ・マフラー・手袋
”なべ料理”を受け取るまでに、少し時間がかかります。
この時期、屋外はとても寒いので持っていると安心ですね。
寒さ対策を万全に。 - ビニール袋
”なべ料理”のお店の他、屋台のお店も歩道沿いに沢山ありました。
途中で、食べ歩きしたり、テイクアウトする可能性もあるので、余分にビニール袋を持っておくと便利です。 - ティッシュ
食べた時に、口や手が汚れる可能性があるので、持参しておきましょう。 - ウェットシート
ティッシュと同じく、あったら便利かも! - 長靴または滑りにくい靴
お子さんは、長靴必須です。大人は滑りにくい靴が良いです。
開催日の前後、雪や雨が降ることもあり、道路や歩道が、がびしゃびしゃな箇所もありました。
また、凍っていて滑りやすい箇所も。
天気をよく確認して、足元どうするか決めましょう。
前日の13日は雪だったので、横断歩道が凍って、滑りそうになりました・・・!
大人が子供の手を引いて、しっかり歩きましょう。
大人も慎重に。
なべ祭りの反省点
実は、いくつかの鍋料理を試してみたかったんです。
特にカニ汁や黒毛和牛のカレースープ鍋。
予想よりも売り切れが早く、今回は残念ながら食べることができませんでした・・・。
私たちが甘かった・・・。
お昼ピーク時に行った為、人出が多く、座席を見つけるのも一苦労でした。
結局、立ち食いスタイルになり、娘には少し食べにくかったかもしれません。
娘よ・・・マジでごめんね。
次回は、「もっと早めに会場に行くことが大切」だと、今回の経験で痛感しましたね(笑)
まとめ
北陸の冬の寒さを忘れさせる「日本海高岡鍋祭り」は、私たち家族にとって素晴らしい体験となりました。
寒い冬の日に、家族で温かい地元の味を楽しむことができましたよ。
また、当日は天候にも恵まれ、立山連峰の絶景も見ることができました!
そして、一つ学んだことがありました。
早めに会場に行かないと、狙っていたなべ料理が売り切れてしまうという事実(笑)
来年は、もう少し早く会場に行って、食べ逃したカニ汁を楽しむぞ!と心に決めています!
このイベントは、北陸の冬の魅力を再発見する絶好の機会であり、来年もまた参加するのが楽しみです。
北陸の冬を存分に楽しむには、「日本海高岡鍋祭り」は欠かせないイベントですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。